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目から鱗….英語の語源から単語を理解できる本 「英単語の語源図鑑」や  バイリンガルニュースの事など

英語関連書籍の中で、久々に面白い本に出会いました。

高専から大学編入コースの私は英語が苦手。 受験英語を通っていません。

同じコースの方はなんとなく理解していただけると思うんですが…

 

英単語を覚える上でなにか法則性はあることは薄々気づいてはいたのですが、

それがわかりやすく体系化された本にはなかなか出会いませんでした。

 

 

 

 

例えば日本語だと

「氵」さんずい がついているものは水に関係しているとかそういう感じ。

 

これはすごく表層的な部分ですが、漢字でも言葉の成り立ちのうんちくの部分に目を向け、深く考えると面白いことがわかります。

 

一つ気になっていた漢字

「美貌」 

美しい容姿を表す漢字なんですが

貌(ぼう)という漢字になにか引っかかりませんか?

 

なんで「けもの」に関する部首がはいってるんだと?

 

こういう疑問が出た時は調べてみます。

 

 

「美しい人」という言葉には 清らかさがありますが

「美貌」は肉食な雰囲気がします。 

これは何なんだろうかと?

 

貌 (ぼう)

左側の

 (むじなへん)は獣の中でも鋭い爪をもっていたり攻撃性が高い物に使われるそうです。

 

猫(ねこ)→ 豹(ひょう) 

 

確かに ねこ から ひょう で凶暴になってます。

 

ただ別の側面もあり、

BCRさんの日記に面白いことがかいてありました。

台湾香港マカオなどで使用される 繁体字(はんたいじ)では 猫→貓 と書きます。

なので猫は凶暴なのか?という考察がおもしろいです。

BCR日記: 猫は凶暴か? -(副題)猫の漢字と二種類のけものへん-

 

中国が1950年代の分字改革によって従来の漢字を簡略化した簡体字(かんたいじ)が制定されたのですが、繁体字はそれの逆 簡略化される前の漢字です。

中国の簡体字では猫です。 ちなみにドラえもんは机器猫。

うちの子供達はドラえもんが猫であることは「耳をかじられて….」から説明が必要ですが、中国の子供たちはすでに猫と悟ってます。たぶん…

 

 

もう一度話をに戻すと 

 

右側のこれ

 (かたち) 白に人で 中身が空っぽな人、白骨化し、今はなき人の形、外見だけで内実をともわない人 など いろん意味がでてきます。

 

そんなのが合わさったのが美貌の貌です。

確かに美貌は表面的な容姿を表す漢字で内面までは考慮されていません。

 

この2つを理解することで、漢字の中に感じる肉食感も納得できました。

 

今となっては本来の成り立ちの正解は曖昧になってしまいましたが、ルーツを探ると大変面白い。

この漢字を作った人は美貌に惑わされたんでしょうか?

美の後ろにこんな漢字をあてがうなんて…

的を得ています。

 

ガッキーに美貌という漢字は似合わないが、菜々緒さんには似合う不思議。

深田恭子さんはその間…

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ぐらいじゃないかと.. ちょっと優しくなった感じがする…..

作った漢字なんで、なんて読むのか? なんですが

「むじなへん」を猫の「けものへん」に変えてみました。

 

独断と偏見ですが、  漢字ってよく出来てる。

無意識のうちにけもの(むじな)へんを使い分けてる。

 

 

ネイティブジャパニーズの感覚はこういうベースがあるんではないでしょうか?

これがネイティブ、ノンネイティブの差なのかもしれません。

 

こんなうんちくを知ると、美貌という漢字が書けるようになってるんです。

 

この感覚が英語にあればもっと単語を覚えやすくなるはずです。

 

英語の歴史をさかのぼると

黒海沿岸にいた民族が使用していた言語がルーツ。そこからヨーロッパ北部へ流れ、ゲルマン語になり、西ゲルマン語群(イギリス、アメリカ)をベースにフランス語、ラテン語 様々な言語が加わったのが現代の英語。 そのルーツの痕跡が今も残っているはずです。

 

フランス語が大量に入ってきた時期が11世紀(1001年)から13世紀(1300年)

その当時はまだ書き言葉がラテン語。16世紀から17世紀にかけて英語の水準を高めようとラテン語と、ギリシャ語がミックスされ出したそうです。そうすると現代の英語にフランス語ルーツの単語、ラテン語ルーツの単語が混在している状態。どこの名残の単語なのかなど楽しみが出てきます。 現代英語はさらにtsunamiとかkaraokeとか日本語も入りだしてます。

 

ラテン語は古代ローマ共和国の公用語。ルネサンス時代には知識階級がバリバリ新語を生み出したはずで、自然科学、数学、哲学、工業技術など学術用語がたくさん残っているのがわかります。

 

数学が得意だとプログラミングがたやすくなるのと同様にラテン語の知識があれば一気に英語が簡単になるのでは?と思ってしまいます。 

 

例えば deprive

最初のdeはラテン語由来の 離す、分離とか、下に という意味

prive  は 個人を表す private (プライベート)から派生

 

組み合わせると

de (離す) + private (個人の) → 個人から離す

それが合わさり

deprive  → 奪う 取り上げる(動)

 

めっちゃ覚えやすくないですか?

このやり方…..

 

このような

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語根の感覚がまったくなかった… 

それがわかるとこんなふうに一気に語彙が増える。

 

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記憶力の良い方はそんなのそのまま覚えたらいいじゃんとなるんでしょうが

記憶が苦手なので覚えれません単語。うんちくから入ったら覚えれそう。

 

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中はこんな感じにイラストでわかりやすくなってます。

 (amazonの中の公開ページ部分からスクリーンショット取らせていただきました。)

 

 

 

 

単語の成り立ちに興味を持つということは一番覚える近道なので、

 

興味を持つ → 記憶できる

興味がない → 記憶できない

 

書店でパラパラこの本をめくりながら買ってしまいました。

 

読み物としておもしろいです。

 

学校の授業でも英語の成り立ちのヒストリーから教えてもらえたら語根の感覚が身についたのにと思いました。

 

あともう一つ、

ヒヤリングを鍛えるおすすめの教材として、

取り扱うニュースの面白さと、シモネタが多いので大好きなポッドキャストのバイリンガルニュースがあるのですが、

これを踏まえてマイケルさんが喋ってるわからない単語を調べると

意味が覚えやすそうです。

 iOSAndroidMacでそれぞれ放送の文字の書き起こし+単語の意味アプリがあるので

おすすめです。アプリではわからない単語をメモに追加していけます。メモした単語をクリックすればすぐに辞書が起動して意味が表示。月額240円は安すぎ。

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今回紹介した本は

書店でも平積みされてるので是非手にとって見てみてください。

おすすめです。 

 

 

 

左が本で 右がキンドル版です。