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鬼滅の刃を読んでみて思うこと。

鬼滅の刃……

いつの間にか我が家に1-20巻 届いておりました。

amazonプライムで一気にアニメを見てから(1巻-5,6巻の内容)そこから補うよう単行本買ってました。 我が家では子供たちに鬼滅の刃から漢字テストしてます。

ものすごく残酷に人が死にますが….

なんなのか、子供に読ませたい川の流れがあります…

ジャンプ漫画にあるような友情、勇気とかではなく、

なにか普遍的なもの…

これは 仏教だと…..

若くしてこのようなものを書き上げた吾峠呼世晴さんのご実家はお寺なのかな?神社なのかな?と思ったり。神仏教的要素の片鱗はどこからくるものなんだろうかと….

もちろん出てくる設定や名前が神道よりのものも多数ある為、神仏mixなのが正しい捉え方なんだと思いますが…. 

作者から随所に出てくる感謝の言葉や

15巻のあとがきにあった報恩謝徳など作者のお人柄、

難しいことを分かりやすくに漫画に載せてストーリーに織り交ぜる様は

感心してばかりです。

ボクらの時代のヒーローはドラゴンボールなどで描かれ、強いやつにわくワクワクしていた孫悟空ですが、

孫悟空には感謝という言葉は似合いません。

鬼滅の刃の主人公、炭治郎の心の動かし方の描かれ方を見ていると、

炭治郎にはなんだか似合うんです。

感謝って 「感じてから言葉を射る」 と分解すると

まず最初に感じるがないと言葉をいくら射っても伝わらない。

自分の人生を振り返ってみると、たくさんの何も感じ取っていない「ありがとう」

を量産してきたなと思うわけであります。

つまりそれは感謝になっていない…. 

よく「すみません、すみません」と言葉を連呼する人がいますが

ただ言葉を射るだけでなにも伝わってこない….

それはその状況をただ取り繕ってるだけで、何がすみませんか 感じ取っていない状況そのままなのであります。

主人公の炭治郎は敵の鬼の首を斬るときにさえ

相手を感じています。

なので首を斬られた鬼は今までの行いを振り返りながら

成仏していきます。

炭治郎の振り下ろす刀は少年漫画にありがちなパワーゲームとは質感が違います。

そんなことを考えながら 「鬼滅の刃 仏教」と検索すると

いろんなお坊さんたちがnoteやブログ書かれていました。

日本はモラルのある国民と言われていますが、テラスハウスの一見を見ると

そのモラルが正義となって刀となり傷つけます。

youtubeの世界を見ても、自分の出した動画に対するアンチも含むコメント欄への書き込みへの問答を繰り返し、それを足すと人生10回目分ぐらいの量になるんじゃないかと思いながら、次元が変わってきているヒカキンさんや

このような感じるをベースにストーリーを作れる 漫画家の方が評価されている今….

子どもたちの触れているもの なかなか良いじゃんと思うのでした。