talblo 良いもの+ひとりごと

talbot(2児の父です) です。  物を買うときにいろいろ調べてしまう事が、誰かのお役にたてれないか?という動機で始めたブログも、はや5年が経ちました。 今では たくさんの方に訪れて頂けるようになりました。ほんとに感謝です。このブログを通して、一人でも多くの方が良い商品に出会える事を願っております。 たまに関係のない事も書きますがご了承ください。

壊れた自転車のカゴを216円で直す方法。

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今日はふつふつと思っていたママチャリの自転車のカゴ問題について

話させてください。

 

そもそもママチャリの自転車のカゴって

なんであんなに弱いんでしょうか?

 

うちは2009年製造のパナソニッックの電動自転車を

奥さんが子供を乗せて使ってるんですが、

家族4人の食材を入れるために、大きなものに交換しました。

しかし、

4人分の日々の生活で野菜や、食材、飲み物を入れてガンガン走ると、

すぐに写真のように破断します。

 

 

カゴに普通に物を入れて破断するんですから、

自転車が倒れたり、駐輪場で横の自転車とぶつかったり、

何度か繰り返うちに同じ症状です。

大きなカゴにしたための金属疲労などあると思うのですが、我が家だけじゃないはず。

たまたまうちの買ったカゴが安物なのかもしれませんが...

街を見ると、かなりの数の自転車のカゴが破断しています。

 

 

 

 

 

 

 

ブリヂストンのbikkeが太い金属のカゴを取り入れ、これは!!

と思ったのですが、

これまた小さいです。

子供を後ろに乗せて家族の食材を買いに行くお母さんのこと考えるともう少し大きいのが必要です。

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ブリヂストンのHYDE.IIとかも頑丈タイプ出てますが小さい。

これは前に子供を乗せた時のサブカゴみたいな位置づけですが...

 

 

 

 

例えば...

無骨に太い金属のカゴが前についているNYスタイルのような

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前輪の前近くまでカゴがあっても邪魔にならないと思います。

バスケットは雨の日ダメなのでこれに代わる何かあればいいのですが...

このような実用的なママチャリのデザインがあってもいいかと、

そうすれば家族4人分の食材入れてもカゴが破断するようなことはありません。

特に東京は車ではなく自転車で食材を買いに行くお母さんが多いはず。

需要はあると思うのですが....

 

 

panasonicのGyuttoシリーズがその方向狙ってるのかもしれませんが

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自転車の取り回しを考えるとやはり難しんでしょうか?

普段小さく、買い物の時だけサイズアップできる頑丈な物ができれば最高なんですが...

太くしてもトロンボーンのようにワンタッチで伸びる構造も考えられます。

 

金属を太くすると重くなるし、軽い良い材料を使えばコストが合わない。

なるほどの現状ですね。

 

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さて話を戻しますが....

最初の写真のように、カゴは破断します。

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このままの状態にしておくと

様々な部分に力がかかり、カゴが破損していきます。

新品買って取り付けるというのも手ですが、うちの自転車は

バッテリーのへたりもあり買い替えを思案中。

なので今回は応急処置とします。

 

 

溶接されたものを修理するのは至難の技です。

何かのボンドで接着しても外れてしまうのが目に見えます。

 

修理方法として.... 

 

一つは針金。

百均で買ってきた針金をぐるぐる巻きにする。

これでも修理は可能です。ペンチなどで針金を締めていけばさらに強く固定できます。

ただどうしてもグラグラします。 

細い針金は巻きやすいけど強度がない。太い針金はまきにくく締めてけるのが難しい.... 

 

 

もう一つは麻紐+エポキシボンドを使ったやり方。

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テニスのラケットなどで使われるグラスファイバー(FRP)の応用編と考えてください。

 

FRPというのはファイバー レインフォースド プラスチックの略です。

そう繊維によって強化されたプラスチック。

 

ミッドセンチュリーブームの時に流行った イームズのシェルチェアなどはFRP。

あれに使われているグラスファイバーはマットと呼ばれる目の荒いもので厳密には現在のものほど強度がありません。

昔グラスファイバーのマットの荒い目が、オリジナル模様として受けています。

それでも中古市場で高額で取引されるほど、頑丈です。

 

実際自動車のもボディーなんかはプリプレグという樹脂を含浸させたシート+加圧処理で作るので少し違うのですが、

 

 

とにかく....

 

樹脂を繊維(ファイバー)で強化すればそれだけ頑丈になる世界なんです。

 

今回使用する材料は

ファイバーの代わりに 麻ヒモ  + エポキシ樹脂 を使います。

どちらも百均で買えます。

エポキシ樹脂は百均で買える最も強い接着剤と思ってください。

過去記事

 

まずカゴの破損した部分に麻紐を巻きます。

しっかりと力を入れて結んんでください。

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こんな感じ。

 

 

2液性のエポキシ樹脂を混ぜます。

全て使ってもたった108円です。

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しっかり混ぜます。

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爪楊枝などで奥に樹脂を詰めながらしっかり麻紐に塗ってください。

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少し見てくれは悪いですが.... 

1日でガチガチになるので、

飛び出て怪我しそうな部分をニッパできる。

あとはユニポスカで上から黒に塗ってしまえば分からなくなります。

100均の黒スプレーでもいいです。

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こんな感じ。

本当は麻紐のくくったところの処理をうまくすればこんなに凸凹にはならないので、

針でうまく中に入れるなど試みてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これで麻紐がグラスファイバーの役割をし、

積層されたFRPのような状態になります。

 

エポキシ樹脂自体が強度があるため、それが接合部部分を大きく囲み、

強度が格段にアップします。 

サンドイッチ構造と言って、FRPの積層でも表裏面にグラスファイバーを使い中は軽いコアやハニカムというあまり強度のない軽い芯材を用いて厚みを増します。

厚みさえ確保できればたわみの力に耐えれるわけです。

 

エポキシ樹脂だけでの接着は最初の溶接の強度に勝てません。

なので麻紐で厚みを増すのと中の麻紐でグラスファイバーの代わりをしてやります。

ヒモ自体ほとんどエポキシがしみこみませんが、それで大丈夫。

グラスファイバーも繊維自体にはしみこみません。

 

麻紐の良いところはねじれ+毛羽立ちで、接着部分の表面積が広くなっています。

なのでエポキシ樹脂が表面に馴染むと、とんでもない強さを発揮します。

カゴを自転車浮くまで持ち上げてもびくともしません。

 

 

麻紐買っても修理費用216円です。

 

今回はエポキシ樹脂を全部使ったのですが、3つの結び目ぐらいなら

半分ぐらいで十分でした。

 

麻紐をエポキシ樹脂で濡らしながら巻いていきたいところなのですが、

かなり至難の技なので。一回くくってエポキシ樹脂を塗布、もう一回くくってさらにエポキシ樹脂を塗布と積層構造を作っていくとさらに強力になる事が予想されます。

 

 

この方法は子供の壊れたプラスチックのおもちゃたや、いろんなものに応用できます。

麻紐をほどき繊維だけにして面で塗っていくことも考えられます。

 

接着剤より強度が格段にアップしますので、何度修理しても壊れる部分など

お試しください。

 

もちろんamazonで安価なカゴを買って、自分で直すという方はそれがベストですが、

自転車屋さんで修理すると結構なお値段になります。

そんな方には修理方法、応急処置の一つとして頭に入れておいていただければ嬉しいです。

是非ご参考ください。

 

 

もちろん大きなカゴは全員が必要としているわけでないので、

オプションでいいので選択肢の一つとして、

実用的な大きく軽く丈夫なカゴ開発対象にして欲しいですね。

今後が楽しみです。