talblo(タルブロ).comをフォローする

購読して頂けると記事を更新したときにプッシュ通知が届きます。

ひとりごと・ブログの話

いまだにブログを毎日更新がSEOに有利 ! とかいう人がいるので、思うこと書いてみました。

こうやって書くとドヤ!すごいだろ… 

と受け取る方もいらっしゃるので、あまりやりたくないんですが、

後ほど書くことに説得力を持たすためにも書いてみます。

SEOとはサーチエンジンオプティマイゼーションという意味で、簡単に言うと

サーチエンジン最適化。googleで上位に表示されるにはどうすればいいか?

を考え対策することです。

このブログはgoogle検索で1位の記事がいろいろあります。(2016/9/27日現在)

例えば

ルンバ ブログ

バルミューダ ブログ

dyson ブログ

良いもの

などなど……..

 (googleは人によって検索結果が変わってくるパーソナライズド検索の影響もあるためシークレットモードでも検証しています。)

自分のブログが相対的にどれぐらいか知りたく、試しにブログ村登録しみました。

大カテゴリーの中ではPC家電 6071サイト中 2位です。(PVランキング)

f:id:talbotbuy:20160927101508p:plain

ブログ村全体の PVランキングでみると93万サイト中176位

f:id:talbotbuy:20160927101319p:plain

ブログ村に登録しているブログの中の PV数で言うと

上位0.018パーセントになります。

肝心のPV数は1日どれぐらいかというと

平日で5000〜8000

土日で8000〜11000 PVです。

こういうサイトを作ってみると、googleが何に対して評価をしているのかが

わかってきます。

もちろん毎日書ける人は書いたほうがアクセス数は上がるのですが….

少し言いたいことがあります。

なんで今回タイトルのようなテーマでブログを書きたくなったかというと、

私の友人の何人かがweb会社から言われたseo対策。

例えば毎日更新してください!とか

キーワードを散りばめて!

とか記事を分けてリピーターを増やす!とか

のアドバイスで右往左往….

何だか見てられません。

結果が出ない体力消耗戦です。

その場を取りつくろった記事の量産が生まれるだけ….

何の役にも立ちません。

一つ言えることは、そういうアドバイスをしてる方は

自分でgoogle 検索上位の記事を書いたことがない。

極端な例ではブログをやってなかったりします。

ルンバ ブログ で検索1位 と最初に書きましたが、

ルンバの事を書いたのはたった343記事中 たった 1記事です。

つまりgoogleの検索上では、毎日ルンバの事を書いてるブログよりもたった1記事が力を持ったことになります。

Googleが何を大切にしているかというと

どれだけ人の役に立ったかが指標になります。

これはgoogleが検索にA.I.を入れようがどんな革新的な

技術を入れようが普遍的なものなので今後も変わりません。

一番悪い例が、業者に頼んで検索順位を上げてもらうなんてもってのほかです。

知り合いの印刷会社がこれで3か月ほど受注できたんですが、

google検索エンジンから飛ばされてランクに入らなくなりました。

ペナルティーを受けたドメインはなかなか戻りません。

アフィリエイトリンクが多いと、検索結果に影響するとの説もありますが、

このブログに関してはそのようなことがないです。

ただし例外も….

立ち上げた時の記事数が少ない時や、

アダルト系の広告これに関しては影響するかもです。

実際にこのブログはアフィリエイトリングが多数貼られています。

しかしgoogleでは上位に表示されています。

google自体も広告がビジネスモデルの大部分を占めている企業なので、

そこまで気にする必要がないとの結論に至りました。

最近googleのアドセンスの貼り付け数制限も緩和されました。

f:id:talbotbuy:20160909133147p:plain

毎日アクセス数を気にせずブログを楽しみながら書かれている方が多数だと思うので、

今から書くことはあくまで、

何らかの理由でアクセス数をあげたいという方を対象にします。

そのような方には是非読んでいただきたい内容です。

f:id:talbotbuy:20160909133147p:plain

ブログにもいろいろあって、重要な要素としてこの二つがあります。

日記としてのブログか

資料、判断材料としてのブログか

これが大きく分かれ道です。

このブログの特徴はgoogle検索でその情報が欲しい方に、情報量を提供することを目的としてやっています。つまり資料としてのブログを目指しています。

wikipediaのように書けば書くほど資料のアーカイブができ、

一つ一つがウェブの中で面白くなるように注意すれば、どの記事もいつの間にかgoogleの検索1ページ目に表示されるため、記事数とアクセス数が正比例的に伸びていきます。

このタイプのブログではセオリーにのっとって、

記事を短くし、3分割ぐらいにして一本の記事を作るという方法をとると、

ドメインの力が1/3になってしまいます。

3分割できる記事を一つにまとめればgoogleの中で輝きだします。

よくブログ関連の本で資産になると言われてるブログはこのタイプのブログです。 

このブログも記事数が増えてきたので

ドメインそのものが力を持ってるだけじゃん!

と思われているかもしれませんが、実験的に別ドメインで1記事だけ力を入れて作ってみました。そのブログがその分野でgoogle1位になったので、この実験結果から、

ドメインよりも記事力の方が評価されるという事実を認識しました。

つまりルンバの記事では

https://talblo.com/

ドメインに力があるのではなくここの記事のURL

https://talblo.com/entry/2015/03/18/215941

が力を持っているということになります。

(最近はURL自体にキーワードも入れてます。)

こういうタイプのブログの場合、その商品や情報が欲しい方が、自分で検索されてgoogleで見つけてアクセスするので商品が売れるブログになります。

実験させていただいた、1記事のブログは1年後に検索1位になりました。

もうお気づきかと思いますが、毎日更新とか関係なく、ただ単に記事が評価対象です。

さて、じゃあなんで毎日更新しろとか、記事を分割にという意見が出てくるのか説明したいと思います。

SNSのような友達目線で見ると、短くて読みやすい方がいいのですが、

実際何かの情報を探している時の見方を思い出してみてください。

明らかに読み手のスタンスに左右されます。

例えば映画のレビューや自分の購入予定の自動車のレビューを探していた時は

欲しい情報の目的がはっきりしているため、SNSのレベルの少ない情報よりも、googleの検索の上位にくる長い記事は役に立つ記事としてしっかり読みます。

SNS的な友達目線でブログを評価すると「長くて誰も読まないよ!」 とのアドバイスになりますし、その情報を求めていた人からすると目から鱗になります。

なので第3者がどの立場でブログを評価しているかの軸が崩れると話しがこんがらがってきてしまいます。

コンサルタントのアドバイスを受けられている方は、そのコンサルタントがどの視点で話しているのか注意してください。

実際にgoogleで上位を目指せるのは後者です。

質の高い記事を毎日更新できる人は当たり前ですが、毎日の方が記事のストックが早くできるため、結果につながりやすくなります。

f:id:talbotbuy:20160909133147p:plain

日記としてのブログの場合は

記事がよっぽど面白いとか、拡散されるとかではない限り、

google検索で表示されません。

極端な例で言うと

「ルンバ買った! めっちゃ最高!」 ルンバの写真

と言うブログと

「ルンバについての良いとこ悪いとこ、オススメ、使い方などが網羅されたブログ」

この二つのブログ。

Google側から見ると、ルンバの情報を探している方にどちらが有益か

判断します。

ルンバ オススメ と検索した人ににはもちろん後者が上位表示されます。

日記系のブログでアクセス数を伸ばすのは、面白い記事を書いてファンを増やしていき自然とアクセス数が増えるのがこのタイプのブログです。

こういうタイプのブログに対しては 日々の更新とか、読みやすいように記事を分けて、リピーターを増やすとかそういう理論は通用します。

ただそのブログを書く人が文才があるかが決め手となります。

面白くない=人の役に立っていないのに 短く日々更新しても誰も見てくれませんし、ファンが増えていきません。ここが落とし穴です。

もちろん日記系のブログはアクセス数など気にせずに、日々の記録や、ブログを楽しまれてる方が多数なので、アクセス数を上げるにはという大前提で書いてるのですが….

有名人のブログはほとんどこのパターンなのですが、

それはすでに有名だからです。

f:id:talbotbuy:20160909133147p:plain

こんなことを書くと自分のブログのできてない部分たくさんあるので、

偉そうに言えないのですが …. 

人の役に立つという観点で書くと、

 ブログからの集客で自社製品を売り込みたいとか、自社のサービスを検索順位の上にあげたいという使命を持って取り組まれている方は、ぜひ資料、判断材料、購入動機につながるブログを目指してください。

この事はどの業種、製品、サービスにも当てはめることができます。お客様がどんな情報を欲しがっているのかということが大切です。

SEOや表面的なテクニックに右往左往するのは、自分の内側を磨かずにビジネス書を読み漁ってるビジネスマンのようです。 答えは別のところにあります。

コンテンツがしっかりあればSEOは小手先のテクニック程度に過ぎません。

だらだらと長くなるのはNGですが、お客様のわかりやすさに基づいて長くなるのはいくらでもOKです。

例えばマニュアルは紙のページ数が制限されていて、もっと説明したいのに書ききれないですが、ブログならいくらでも伸ばせます。

雑誌で見開き8商品を紹介しているとしても、ブログならその1商品を何万字と字数制限なしに紹介できます。紙にある制約がないのがブログの最大面のメリットです。

人の役に立つという切り口で書かれると、努力が必ず報われます。

いろんな知識に振り回されるのではなく、この部分に注意を向けて、小さな階段を上っていくと結果に結びつきます。

業者の方から言われた事に納得のいかない方 、ブログ運営で壁を感じてる方の何らかのヒントになればと思い書いてみました。

是非ご活用ください。

ありがとうございます!