talblo 良いもの+ひとりごと

talbot(2児の父です) です。  物を買うときにいろいろ調べてしまう事が、誰かのお役にたてれないか?という動機で始めたブログも、はや5年が経ちました。 今では たくさんの方に訪れて頂けるようになりました。ほんとに感謝です。このブログを通して、一人でも多くの方が良い商品に出会える事を願っております。 たまに関係のない事も書きますがご了承ください。

i-dio(アイディオ)を使ってみた。

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写真を見てなんじゃこれ?

と思われるかと思いますが、

今日は2016年3月1日から始まった、通信サービスの話です。

これ、ものすごく小さな受信装置。横幅7cmぐらいです。

 

i-dio 新放送サービス

東京、大阪、福岡で試験放送です。

 

通信と放送の融合を歌った新しい、マルチメディア放送。

それを受信してスマホに送る端末なのですが、 

i-dioってなんのことかわかりませんよね。

 

 

 

 

 

 

2011年地上波アナログテレビ放送が終わりました。

無事皆さんが地デジカ(UHF化)できたのですが、

今まで使っていたVHF帯 99MHz〜108MHzがごっそり空いてるわけです。

そこを使った新しい放送サービスになります。

 

せっかく空いているんだから、なんかやろう!!

というのが昨今の流れ。

 

で、新サービスを立ち上げた

各社歌ってるのは

 

放送と通信の融合。

 

これフジテレビ買収騒動の時によく言われてましたが、

いまいちよくわかってなかったです。

 

調べてみると定義がありました。

放送-------テレビのように一斉に同じ内容を端末に送る

通信-------各端末にデータを送る

 

なるほど.....

 

いや分かったようでわからん。

融合したらどんなメリットがあるのか...

というところもいまいち...

です。

 

多分作り手もどう役に立つかが手探りなんだと思います。

 

最近終了が決まったNOTTVもそう。 

あれだけ大々的にCMや広告打っても加入者が伸びず

500億円の損失で終了しました。

本当に通信と放送が融合する

利便性があればもっとユーザーが付いてきたはず。

あれはv-highの部分を使ったメディアでした。

 

 

少し説明すると 

 

空いた1-12chのVHF波は

 

1-3ch が v-low マルチメディア放送 → i-dio

10-12ch  v-high  自営通信(警察+消防)+ マルチメディア放送 → NOTTV(6末終了)

 

v-lowの周波数帯では地域密着型の地方ブロック分け放送が可能なISDB-Tsb形式

v-highの周波数帯では全国放送のISDB-Tmm形式

となっています。

 

つまり今回のi-dioはISDB-Tsbなので地方放送も対応している分けです。

なるほど地方局も作れるんですね。

  

でもいまいち地方FM局と何が違うのかわかりません。

ラジオならFM放送があるじゃないかと....

無料端末のキャンペーンをやっていたので早速申し込んでみました。

 

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こんな小さな端末が送られてくるんですが、

スマホにアプリをダンロードしてこれとwifiで接続します。 

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裏面はこんな感じ

 

アプリを立ち上げるとこんな感じです。

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TS ONEという放送や、クラシックその他いろいろジャンル分けされています。

現在はメインに高音質音声放送です。

まだアプリの安定度、完成度がイマイチなので現時点では評価しにくいのですが、

びっくりすることが一つ。

 

とにかく音がいいです。

 

どれぐらい音がいいのかというと、

なんとAAC形式で320Kbps 放送です。

apple musicでも256Kbps です。

レコードみたいにあったかい音です。太いです。

FMのようなスカスカな感じがない。

これにはびっくり。

来年にはHDS96kHz放送も対応するみたいです。

さらに5.1chにも対応なのでプラットフォームとしては

面白い規格だなーと思いました。

 

さて......

 

ここまでは良かった....

 

使ってみて放送と通信って融合難しいなーと思ったことが

あります。

それは

携帯などの個人の通信に使う物と放送の親和性が悪いということ。

 

例えばi-dioをかけながら携帯で電話ができないw

携帯電話がかかってきたら切れます。

当たり前ですが。

ただi-dioをかけながらlineなどのアプリを立ち上げることは可能です。

もちろんスマホアプリで使う場合ですが....

 

テレビを見ながら電話、ラジオを聴きながら車を運転して携帯で電話

これは放送と通信が分離していたからできていた事。

放送は ながら に適したメディアでした。

 

例えば放送と通信の融合でよく言われる例として、

「あるドラマを見ていたら女優さんの服が気になった、で服をクリックすると

その服が購入できるとか....」

プロダクトプレースメント(ドラマのストーリーの中に商品を忍び込ませる手法)の話でよくあるんですが

現実は...

 

ドラマの途中で検索してたらドラマの内容わからなくなるだろ!!

 

そう放送は垂れ流しメディアなので視聴者を待ってくれません。

TVのバラエティーも優秀な編集マンによって作られた笑の間というものがあります。

 

うちの奥さんがドラマ見ている時にしゃべりかけると

怒られる。

これが現実。

 

ドラマを中断してまでその女優さんの服を検索してたら、

ドラマの続きがわからなくなります。放送と通信が融合してもこの部分は巻き戻しができる録画メディアか サブモニターで女優さんの服のメーカーが表示されるシステムでないとうまく機能しない。

かえってややこしいシステムになります。

なので今のテレビを見ながら携帯やパソコンで検索というのは

ある意味親和性が高い。

 

 

 もう一つ

 wifiをこのi-dio端末にいちいち繋ぎ直すのがとても手間です。

ワンアクション多いというか。

radikoならアプリワンクリックでスタートしますが、i-dioの端末に一端

wifiで接続してアプリを開くという動作が2重に必要になってきます。

 

ただ音はいい。 

 

音質がいいという利点がどこまで働くかという感じでしょうか?

本当に音は最高です。びっくりするぐらい。

 

なので強烈なユーザーに利益をもたらすコンテンツがあれば

サービスが広がる可能性が、

 

大阪の話になってしまいますが

有名なラジオDJのヒロ寺平さんがFM 802からfm cocoloに移籍しました。

私の周りでもそれからfm cocoloを聞き出した友人がいたように、

ファンが移動することは考えられます。

 

絶対無理な話ですが、次のbabymetalの東京ドームをi-dioで限定高音質放送すれば

一気に浸透するでしょうw

いい音でbabymetalを聴きたい人が一気に端末使います。

 

各地のライブハウスやクラブやフェスと繋ぎ 現地の音源を高音質で配信するだけで

youtube mixcloudやsoundcloudのネットサービスより価値が生まれます。

コアなファンがいるアーティストファンクラブと連動することも可能です。

ネットでは音が圧縮されて....という部分を放送で得られる重圧な音質で新たな価値をプラスできるわけです。

 

いい音で聴きたい層とつなげないと

なかなか一般の層には確実に

手軽さ >>>>>   音質です。

 

高音質より手軽な方が圧倒的に浸透します。

 

 

VHFという空いた領域に対してはこれからも試行錯誤だと思いますが、

何かブレイクスルー的な面白いサービスが出てくるといいですね。

 

 i-dioもまだまだ実験的なサービスだと思うので

何が人の役に立つのか手探りな状態だと思います。

 

今後の進展に期待します。

是非興味がある方はv-lowメディア体感してみてください。

 

i-dio 新放送サービス

接続方法はGIGAZINEさんで

「第3の放送」として期待される「i-dio」放送がスタートしたのでWi-Fiチューナーでラジオを聞いてみた - GIGAZINE